原発不明がん・希少がんユニット 診療案内

Medical
Information

原発不明がんや希少がんは、確定診断に難渋することが多いうえに、その治療方針決定についても診療科横断的な英知の結集が求められる領域です。当ユニットでは、エビデンスが乏しいため診断や治療方針に困っている患者さんに対し、一例一例について各科専門医と議論を行い、各患者さんに最適な医療を提供できるよう活動を行っています。

診療案内

  • 原発不明がんは悪性固形腫瘍の3-5%の頻度で、原発巣同定に難渋するため、原発不明がん・希少がんと確定診断に至るには多くの診療科の英知を結集しなければなりません。
  • 確定診断が得られても、原発不明がん・希少がんとも治療方針に関するエビデンスは乏しく、多科にわたる専門医の議論の末に集学的アプローチの方針になることが多いです。

受診ご希望の際は、先ず当院の地域連携室にご相談下さい。

診療活動

  • 迅速な診断と早期治療開始のため、当ユニットでは、検討資料をご送付頂いてから、遅くとも1週間以内にカンファレンスを開催し、関連した診断医・治療医が結集して診断から治療まで決定する方針としています。
  • 当ユニット症例は、患者さん毎に各々全く異なる腫瘍であり、一例一例の患者さんにとって最良の医療を提供出来るよう体制を整えております。

原発不明がん・希少がんユニットメンバ-リスト(2024年5月)

●ユニット長 ※教授

  • ● 松原 淳一腫瘍内科
  • ※ 武藤 学腫瘍内科
  • ※ 松本 繁巳腫瘍内科
  • 野村 基雄腫瘍内科
  • 山田 敦腫瘍内科
  • 横山 顕礼腫瘍内科
  • 片岡 滋貴腫瘍内科
  • 味水 瞳呼吸器内科
  • 野溝 岳呼吸器内科
  • 中西 祐貴消化器内科
  • 坂本 昭夫整形外科
  • ※ 中本 裕士放射線診断科
  • ※ 磯田 裕義放射線診断科
  • ※溝脇 尚志放射線治療科
  • 吉村 通央放射線治療科
  • ※ 羽賀博典病理診断科