小児・AYAがん支援センターを開設しました

Medical
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2025/04/01


小児期(0~14歳)およびAYA世代(15~39歳)に発症するがんは、成長と発達の時期、また就学・就労・結婚・妊娠・出産等のライフイベントに当たる時期に長期の入院加療が必要なことから、成人がんとは異なる特有の課題があります。また、がんの治療が終了しても「晩期合併症」という特有の合併症があります。これらの課題に対しては、身体的な視点のみならず、心理的、社会的なサポートが必要です。
そこで京都大学医学部附属病院では、2025年4月1日、小児・AYAがんの患者さんとそのご家族を診療、心理的支援、社会的支援の観点から包括的にサポートするために「小児・AYAがん支援センター」を設置いたしました。
本センターの設立により、関連する診療科や多職種が密接に連携し、一人ひとりの患者さんに対して、より充実した診療・心理的支援・社会的支援を提供できる体制を整えてまいります。

※小児・AYAがん支援センターへのご相談を希望される方は、まずは主治医へご相談ください。