リンパ浮腫ユニット 診療案内

Medical
Information

リンパ浮腫はがんの手術に起因するものが9割以上を占め、一度発症していまうと完治が難しく、生活の質(QOL)の低下につながります。当院では、がんの手術に伴うリンパ浮腫の早期発見と治療介入、悪化の予防、よりよい生活の維持を目指しています。リンパ浮腫ユニットでは当院でがん手術を受けられた患者さんを対象に、お一人お一人に合わせたケアをチームでサポートします。

診療案内

リンパ流は体内の老廃物を心臓まで運ぶ重要な循環機能です。がんの手術でリンパ節郭清(転移が疑われるリンパ節を取り除く手術)を行った場合、リンパの流れが滞ることで老廃物が排出されにくくなり、リンパ浮腫を引き起こすことがあります。治療の進歩に伴いリンパ浮腫の発症は減りつつありますが、一度発症すると完治が難しく、また悪化することでさらに改善が困難になります。そのため、予防と早期発見に努め、継続的に管理していくことが大切です。
日常生活のなかで、体重管理、適度な運動、衣類の工夫など、症状悪化を防ぐポイントがあります。こうした生活上の注意点についてアドバイスを行い、安心して続けられるようサポートします。治療面では患者さんの状態に応じて複合的理学療法(スキンケア、リンパドレナージ、圧迫療法、運動療法)を組み合わせて行っています。また、病状によってリンパ管静脈吻合術やリンパ節移植術などの外科治療も実施しています。
リンパ浮腫ユニットでは、各診療科とリンパ浮腫専門看護師が連携しあい、患者さんと協力しながら継続的な診療をサポートします。

診療活動

定期的に診療科、職種の枠を超えてカンファレンスを開催し、よりよいリンパ浮腫診療体制を整え、個々の患者さんに応じた治療を提供する取り組みをおこなっています。また、リンパ浮腫治療の新しい知見を見出すべく研究も進めています。

リンパ浮腫ユニットメンバ-リスト(2025年10月)

●ユニット長 ○副ユニット長 ※教授

  • ○ 福井 由紀子乳腺外科
  • 水野 林産婦人科
  • 入江浩之皮膚科
  • 仲野祐里皮膚科
  • 川口展子腫瘍内科
  • 酒谷徹泌尿器科
  • 笠原桂子消化管外科
  • 小野幸果放射線治療科
  • 南角学リハビリテーション科
  • 勝本裕子看護部
  • 江口明子看護部
  • 小林美香看護部
  • ● 山中浩気形成外科