大腸がんユニット 診療案内

Medical
Information

大腸がんは世界でも多い疾患の一つであり、現在は日本人のがんによる死亡原因の第2位です。一方で、手術・放射線治療技術の進歩や抗癌剤治療成績の改善の結果、集学的治療により従来よりも長期に生存可能な症例が増えている疾患でもあります。大腸がんユニットは、内科、外科、放射線科の各専門医で構成され、科学的根拠に基づいた標準治療を実践し、各症例にベストな結果をもたらす集学的治療の可能性も検討しながら治療を提供しています。

診療案内

  • 大腸がんユニットは、腫瘍内科、消化器内科、消化管外科、肝胆膵移植外科、放射線治療科の各専門医で構成されます。
  • 京都大学病院を受診された大腸がん症例のうち、抗がん剤治療を含む集学的治療の適応となる可能性がある全ての症例は、大腸がんユニットのカンファレンスにおいて、個々の患者さんに応じた最適な治療方針を検討します。

診療活動

  • 大腸がんユニットでは科学的根拠に基づいた標準治療の実践を心がける一方、当院を中心とした多施設共同臨床試研究や他の臨床研究グループへの参加を通じて新しい治療方法の開発にも積極的に取り組んでいます。
  • 遠隔転移・再発など化学療法が中心となる症例については、外来ベースの化学療法を行っています。
  • 抗がん剤にて病変が縮小した場合などは積極的に消化管手術や肝転移手術などを行い、長期生存を目指しています。

大腸がんユニットメンバ-リスト(2024年5月)

●ユニット長 ※教授

  • ● 松原 淳一腫瘍内科
  • ※ 武藤 学腫瘍内科
  • ※ 松本 繁巳腫瘍内科
  • 堅田 親腫瘍内科
  • 玉置 将司腫瘍内科
  • 山田 敦腫瘍内科
  • 横山 顕礼腫瘍内科
  • 石井 隆道肝胆膵·移植外科
  • 内田 洋一朗肝胆膵·移植外科
  • 小木會 聡肝胆膵·移植外科
  • ※ 波多野 悦朗肝胆膵·移植外科
  • 板谷 喜朗消化管外科
  • 岡村 亮輔消化管外科
  • 岡本 美智夫消化管外科
  • 肥田 侯矢消化管外科
  • 西山 和宏消化管外科
  • 星野 伸晃消化管外科
  • 前川 久継消化管外科
  • 中西 祐貴消化管内科
  • 平松 由紀子消化管内科
  • 内海 貴裕消化管内科
  • 坂中 克行放射線治療科