がん診療部脳腫瘍ユニットでは脳腫瘍外来、小児脳腫瘍外来を行っています。
脳腫瘍外来は、良性・ 悪性脳腫瘍の患者さんを対象に手術・放射線治療・化学療法の集学的治療について診療を行っています。小児脳腫瘍外来は、小児科・放射線治療科・脳神経外科のチームで診療を行っています。小児期の脳腫瘍の患者さんを対象に、これまでの豊富な症例経験から患者さんの治療状況や治療方針を検討し、より良い治療が提供できるように活動を行っています。
診療案内
脳腫瘍ユニット
- 1997年に設立され、国内でトップレベルの治療実績があります。
- 対象疾患は、グリオーマ(神経膠腫)などの悪性疾患、髄膜腫、聴神経鞘腫などの良性腫瘍など、あらゆるタイプの脳腫瘍・脊髄腫瘍です。
小児脳腫瘍ユニット
- 小児脳腫瘍を専門とする小児科医・放射線治療科医・脳神経外科医が診療を担当しています。
- 2006年に設立して以来、髄芽腫、グリオーマ(神経膠腫)、胚細胞腫などの悪性小児脳腫瘍からAT/RTなどの非常に稀な小児脳腫瘍まで、あらゆる小児脳腫瘍の治療を行っています。

診療活動
脳腫瘍ユニット
- 脳腫瘍・脊髄腫瘍に関するセカンドオピニオンに対応し、多くの実績があります。
- 治療の難しい脳腫瘍・脊髄腫瘍の根治を目指して積極的な診療を展開しています。
- 高精度放射線治療(ラジオサージュエリー)外来
最先端の放射線装置を用いて高精度で安全な定位放射線治療を実施しています。 - 脳腫瘍外来
悪性脳腫瘍に対する手術・放射線治療・化学療法等を用いた集学的治療、術中3T-MRI検査、覚醒下手術などの先端技術を駆使した機能温存手術を実施しています。
小児脳腫瘍ユニット
- 小児脳腫瘍ユニットは、入院診療でも各診療担当医が密接に連携して診療を行っていることも特徴です。
- 合同カンファレスでは、治療状況、治療方針の検討、治癒した患者さんの治療後経過を確認しています。

脳腫瘍・小児脳腫瘍ユニットメンバ-リスト(2025年4月)
●ユニット長 ※教授
- ※● 荒川 芳輝脳神経外科
- 丹治 正大脳神経外科
- 峰晴 陽平脳神経外科
- 佐野 徳隆脳神経外科
- 高田 茂樹脳神経外科
- 山本 悦子脳神経外科
- 牧野 恭秀脳神経外科
- ※ 溝脇 尚志放射線治療科
- 宇藤 恵放射線治療科
- 坂中 克行放射線治療科
- 中嶋 綾放射線治療科
- ※ 滝田順子小児科
- 梅田 雄嗣小児科
- 加藤 格小児科
- 才田 聡小児科
- 窪田 博仁小児科
- 上月 景弘小児科
- 内原 嘉仁小児科