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疫学研究に関する情報公開

京都大学医学部附属病院がんサポートチームでは、本学倫理委員会の承認を得て、下記の疫学研究を実施します。研究対象者のご理解とご協力をお願い申し上げます。

平成26年7月24日
京都大学医学部附属 看護部管理室
看護師 角 裕子

【研究課題名】

当院におけるセツキシマブ併用化学放射線療法の疼痛コントロールの現状

【研究期間】

  • 研究実施期間:平成26年6月3日~平成27年4月30日
  • 研究対象期間:平成25年5月~平成26年1月

【研究の方法】

平成25年5月~平成26年1月の間にがんサポートチームが介入を行っていたセツキシマブ併用化学放射線療法を受けた患者およびシスプラチン併用化学放射線療法を受けた患者を対象とし、口内炎、皮膚炎の程度や使用した鎮痛剤とその効果について記録から調査します。

【倫理的配慮】

氏名や生年月日などの個人情報は、調査対象に該当せず研究成果の発表に際しては、個人が特定されることのないように配慮します。
この研究の対象となられる方で「ご自身の診療録(カルテ)は除外してほしい」と望まれる方は下記お問い合わせ先までご連絡ください。
ただし、学会、論文等で発表した結果は取り消すことはできません。

【研究目的の概要】

当院で2013年5月より頭頸部癌に対しセツキシマブ併用化学放射線療法が開始されています。治療経過の中で粘膜炎、皮膚炎を発症するため、鎮痛剤を使用し疼痛緩和を図っています。

緩和ケアチームに依頼のあったセツキシマブ併用化学放射線療法を受けた患者を対象とし、使用した鎮痛剤およびその効果について明らかにします。また、従来から行われていたシスプラチン併用化学放射線療法群と粘膜炎および皮膚炎の程度や症状緩和のために用いた鎮痛剤の量や投薬期間を比較しその差異について明らかにします。

【個人情報保護の仕組み】

カルテに記載された疾患名、年齢、性別、および使用した鎮痛剤や投薬期間について診療記録から情報を収集します。収集した情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる個人情報を除いて匿名化いたしますので、個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。

【了解を求める事項】

研究対象者に該当する方のカルテ閲覧、およびカルテ記載事項の転記について了解をお願いいたします。

【本研究に関する問い合わせ先】

〒606-8507
京都市左京区聖護院川原町54
京都大学医学部附属病院 看護部管理室 角 裕子
電話:075-751-3111(代) FAX:075-751-3745