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大腸がんユニット 診療案内

[ 診療案内 | 診療実績 ]

 

大腸がんユニットは、がん診療部(腫瘍内科・消化器内科)、消化管外科、肝胆膵移植外科、放射線治療科の各専門医で構成されます。 京都大学病院を受診された大腸がん症例のうち抗がん剤治療を含む集学的治療の適応となる可能性がある全ての症例は大腸がんユニットのカンファレンスにおいて、個々の患者さんに応じた最適な治療方針を検討します。 大腸がんユニットでは科学的根拠に基づいた標準治療の実践を心がける一方、当院を中心とした多施設共同臨床試研究や他の臨床研究グループへの参加を通じて新しい治療方法の開発にも積極的に取り組んでいます。 ・ 化学療法, 抗がん剤治療 (がん診療部) 遠隔転移・再発など化学療法が中心となる症例については、外来化学療法室で、外来ベースの化学療法を行っています。抗がん剤にて病変が縮小した場合などは積極的に消化管手術や肝転移手術などを行い、長期生存を目指しています。 ・ 内視鏡鏡手術 (がん診療部) 早期大腸がん症例では内視鏡による治療(内視鏡的粘膜切除:EMRおよび内視鏡的粘膜下層剥離術:ESD)を行い、より低侵襲な治療を行っています。 ・ 消化管手術 (消化管外科) できるだけ腹腔鏡下に手術を行い、体にやさしく、かつ正確で緻密な手術を提供しています。下部直腸がんでは術前に化学(放射線)療法などを行うことにより病変を縮小させ、可能な限り肛門温存を行っています。2011年からはロボット支援直腸手術も導入し、主に直腸癌に対して用いています。 ・ 肝転移手術 (肝胆膵移植外科) 切除不能と判断された肝転移に対しても積極的な化学療法と行うことにより病変を縮小させ、積極的な肝転移切除(conversion therapy)を行っております。 ・ 放射線療法 (放射線治療科) 下部直腸がんに対する術前化学放射線療法や肛門管がんに対する強度変調放射線治療、手術不能病変に対する根治的化学放射線療法、単発性の肺、肝転移に対する定位放射線治療、及び疼痛コントロールなどの緩和的な放射線治療を行っています。  

 

大腸がんユニットメンバ-リスト(2024年1月)

 

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